バレンタイン商戦異常あり? [季節行事]
2月14日はバレンタインデー。この時期になると関連するニュースやイベント情報を目にはするが、最近は、昔ほど盛り上がっていないような気がする。そんなバレンタイン事情をG-Searchが提供する「新聞・雑誌記事横断検索」で探ってみた。 ●OL7割、サラリーマン5割が「バレンタインなんかいらない!」 新聞記事によると、同僚などへの「義理チョコ」が縮小傾向にある一方、「本命チョコ」の高級化や自分への「ご褒美チョコ」の動きも進んでいるそうである。 また、別の新聞記事によると、企業に勤務する20-30代の独身男女各300人へのアンケートで、OLの7割、サラリーマンの5割が「バレンタインデーにチョコレートを渡す習慣なんかなくなればいい」と回答したという。 女性が義理チョコをあげる理由は「コミュニケーションの手段」(42%)、「毎年の恒例」(40%)など。一方、男性はバレンタインを「全く意識しない」人が49%という“無関心”ぶり。義理チョコにはあまり意味がないかもしれない。 ●そもそも、バレンタインデーとは何なのか? そもそも、バレンタインデーとは何なのか? しかし、現在では宗教的な意味合いが薄れて、愛を伝える日として世界各国で男女を問わず、カードやプレゼントを贈る行事が行われているという。 日本のバレンタインデーは、女性が自分の好きな男性にチョコレートを贈ることで愛を伝えるといった、独特の行事が有る。あたかもチョコレートの記念日のように思われているが、この行事は製菓会社が考案したもので、これが次第に定着していったものだといわれている。 そこで気になるのが今年のバレンタイン商戦。新聞・雑誌記事横断検索にキーワード「バレンタイン AND 商戦」を指定して最近の記事を検索してみたところ、全国各地、特に地方の百貨店で相当数の記事がヒットした。 商戦としては、盛り上がっていないどころか、年末商戦後のビッグイベントとして、しっかり定着しているようである。 それでは海外のバレンタイン商戦事情はどうなのだろうか?同様に調べてみた。 ●海外のバレンタイン商戦事情 ・アメリカ ・香港 ・韓国 ・台湾 ・中国 それぞれ目的や手段は異なるものの、世界中でバレンタインデーは独自の進化をして定着しているようである。 (text by 呉) |